プレミア勢争奪戦の久保建英、英国メディアの報道も過熱!「トッテナムに必ずフィット」「サラーの代役を務められるかも」

スペインのメディアは、レアル・ソシエダの久保建英に、プレミアリーグの複数の強豪チームが関心を寄せていると報じた。当然、英メディアの関心を誘っている。

『Mundo Deportivo』紙によると、久保には4クラブが興味を示しているという。名前があげられたのは、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、トッテナムといったクラブだ。アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムは、最初のオファーを出したが断られたとも伝えられている。

移籍が実現するかどうかは分からない。ただ、いずれにしても大事なのは、仮に移籍した場合、久保が新天地にフィットするかどうかだろう。

リバプールに移籍した場合、久保は長期的にモハメド・サラーの後釜候補と見られている。専門サイト『Liverpool.com』は、一定の評価を示しつつ、必要性への疑念をうかがわせた。

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同メディアはソシエダでの2シーズンでリーグ戦16得点、8アシストという久保のスタッツを紹介。「若手としてはまずまずの数字だが、サラーは普段、シーズンでより多くの得点をもたらす」と、モハメド・サラーと比べて物足りないと指摘している。

「理論上は、サラーが栄光あるリバプールでのキャリアを終えていくまで、クボはその代役を務められるかもしれない」

「即座にトップチームを向上させるわけではない選手にそれだけ多額の予算を投じることはないと感じる。さらなる関心を生むためにリバプールの名前が使われているということはあるだろうか?」

一方、トッテナム専門サイト『The Spurs Web』は、「トッテナムのシステムに必ずフィットするのではないか」と、好意的な見解を示している。

「獲得を望むほかの選手たちと一緒に加えられるかどうかは分からない。だが、素晴らしい補強になるだろう」

久保はプレミアリーグとその強豪で活躍できるのか。移籍じたいの実現可能性も含めて注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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