女性死亡…日曜の夕方、夫運転の車に乗車 片側1車線で見通しの悪いカーブではみ出し対向車と衝突 夫と息子、対向車の2人が重傷 運転していた夫からアルコール検出

車衝突1人死亡酒気帯び運転か=さいたま市岩槻区

 16日午後5時55分ごろ、埼玉県さいたま市岩槻区末田の県道で、乗用車2台が衝突し、助手席の同区平林寺、無職女性(77)が全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。他に男女4人が重傷を負った。運転していた夫(80)から呼気1リットル当たり0.15ミリグラムのアルコールが検出され、岩槻署は酒気帯び運転の疑いもあるとみて調べる。

 同署によると、現場は片側1車線で見通しの悪いカーブ。乗用車が何らかの原因により対向車線にはみ出し、対向の乗用車と衝突したという。夫と後部座席の息子(44)が重傷。対向車を運転していた同市見沼区の男性会社員(69)と助手席の妻(67)も重傷を負った。目撃した男性が「車と車の関係する交通事故です」と110番した。

© 株式会社埼玉新聞社