米シスコ、台湾にサイバーセキュリティセンター設立へ

[台北 17日 ロイター] - 米通信機器大手シスコシステムズは17日、台湾にサイバーセキュリティセンターを設立し、当局と協力してサイバーセキュリティ部門で働く人材を育成すると発表した。投資額は明らかにしていない。

シスコは「台湾デジタル加速計画3.0」と呼ぶ計画の一環として、サイバーセキュリティに重点を置き、当局と提携して人材を教育し、グローバル人材の不足に対応すると説明した。

これに加え、関連する技術団体と協力して、脅威情報とサイバー対応の強化に向けセキュリティセンターの設立を目指す。

台湾は、当局者や省庁、またハイテク企業を標的にした中国からのサイバー攻撃についてこれまで繰り返し訴えている。

中国はハッカー攻撃への関与を否定している。

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