三重県内初のコストコ進出「課題解決へ動き」 亀山市、進捗状況を説明

 【亀山】三重県の亀山市議会6月定例会は17日、本会議を再開。古田吉昭(新生みらい)、櫻木善仁(新和会)、伊藤彦太郎(勇政)、鈴木達夫(結)、福沢美由紀(共産)の5議員が一般質問した。

 古田議員は、同市太岡寺町地内に計画している、県内初となるコストコ亀山倉庫店(仮称)の進捗(しんちょく)状況について質問した。

 富田真佐哉産業環境部長は「オープンの時期については、令和4年2月の立地協定の際、同6―8年のオープンを目指すと発表された」とし、「コストコ側でいくつかの課題の解決に向け動いていると伺っている」と答えた。

 櫻井義之市長は「コストコ進出は、本市を含めた周辺圏域への経済効果をはじめ、若者にも魅力的な雇用の創出、税収の確保、さらなるまちの魅力向上など、大きな波及効果がある」と述べた。

 また、「昨年末、ケン・テリオ日本支社長と会い、本市でのオープンを目指すという強い意思を確認した。県と連携し、コストコとディベロッパーに対し、引き続き事業の推進について申し入れを行う」と語った。

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