テニス=元世界1位マリー、今夏で現役引退を示唆

[17日 ロイター] - 男子テニスの元世界ランキング1位アンディ・マリー(37、英国)が、今夏のパリ五輪を最後に現役を引退する可能性を示唆した。

16日に五輪の英国代表メンバーに選出されたマリーはBBCスポーツのインタビューで「キャリアを終えるなら、ウィンブルドンか五輪で終止符を打ちたい。その方が自分にとってはいいと思う。5回目の五輪に出場する機会を得たことはモチベーションを保ち、プレーを続ける理由になっている」と語った。

四大大会3回優勝で、五輪では金メダルを2回獲得しているマリーは2月、夏以降もプレーを続ける可能性は低いとの考えを示していた。

ウィンブルドン選手権は7月1日から14日まで、五輪のテニス競技は同27日から8月4日まで行われる。マリーはウィンブルドンで2013年、16年に優勝している。

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