【身体汚染、放射性物質含む水の漏えい、停電、処理水放出中段…トラブル未然防止へ】東京電力が64%の作業手順を改善…全作業点検終了は6月1週目の見込み【福島県】
福島第一原発の6号機で火災報知器が作動し消防隊が出動しました。使用済み核燃料の冷却が停止していて、東京電力が詳細を調べています。
6月18日午前8時35分、福島第一原発6号機のタービン建屋地下1階にある火災報知機が作動し、消防隊が出動しました。
東京電力によりますと、火災報知器が作動する2分前の午前8時33分に6号機にある高圧電源盤の電源が落ち、使用済み核燃料を冷却するための水を送るポンプが停止したということです。
プール内の使用済み核燃料は1368本あるということです(5月30日時点)
高圧電源盤が落ちたことにより、原子炉建屋地下1階にあるディーゼル発電機が自動で起動しましたが、使用済み燃料の冷却は再開していないとしています(6月18日午前10時現在)
また、現場では煙が確認されたものの、火やけが人は確認されていないということです。
東京電力は「ポンプが停止しても、6号機の燃料は充分に冷却されていて直ちに問題はない」としていて詳細を調べています。
周囲のモニタリングポストに有意な変動はないということです。