長崎が17戦無敗で「レバークーゼンと化している」 劇的同点弾にドイツ王者彷彿の声浮上

長崎が劇的ゴールでリーグ戦17戦無敗に【写真:産経新聞社】

3月からリーグ戦で負けなしを継続

V・ファーレン長崎は、6月16日に行われたJ2リーグ第20節でベガルタ仙台とアウェーで対戦し、2-2で引き分けた。この試合では長崎が後半アディショナルタイムに同点に追い付く展開となった。

今季の長崎は下平隆宏監督の下、攻撃的なチームとして躍進。リーグ戦19試合を消化し、リーグ2位の36得点を記録。FWフアンマ、FWエジガル・ジュニオといった助っ人外国人を中心に得点を重ねている。

また、ルヴァンカップではプレーオフラウンドでアルビレックス新潟(2戦合計スコア2-3)に敗れたものの、2回戦ではジュビロ磐田と対戦し、3回戦では浦和レッズと対戦。いずれも1-0と勝負強さを見せ、J1クラブとも互角以上の試合展開を見せていた。

そのなかで仙台戦では、1-1で迎えた後半アディショナルタイム3分に勝ち越しゴールを奪われる厳しい展開に。それでも同アディショナルタイム6分に右サイドからのクロスにフアンマが頭で合わせて同点に追い付き、タイムアップとなった。

長崎は2018年から育成業務提携などでドイツ1部レバークーゼンと交流を持つ。今季ブンデスリーガを無敗で優勝したクラブとの縁からSNSでは「長崎がレバークーゼンと化してる」「長崎はJ2のレバークーゼン?」「本家のようにリーグ戦獲ってほしい」などの反応も見られた。

レバークーゼンのリーグ優勝を控えた4月には長崎サポーターから横断幕が掲げられ、長崎の選手たちのコメントも公式X(旧ツイッター)で発信されていた。今季リーグ戦では3月2日の仙台戦(0-1)から17戦無敗を続けているだけに、さらなる無敗継続と、リーグ優勝への期待が高まっている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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