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ハイレベルな争いとなった陸上女子100メートル障害。今季の長崎県陸上界をけん引する松田(長崎日大)は、13秒68の大会新をマークしたライバルに敗れて2位に終わった。自らの13秒78も含めて、上位4人が13秒台を記録した決勝について「どこの地区を見てもなかなかないと思う。インターハイの練習になった」と前向きに捉えていた。
松田は4月のU20アジア選手権で銀メダルを獲得。その時に敗れたのが、今大会で優勝した谷中(大分雄城台)だった。決勝は隣のレーンで、終始先行されていたものの、後半に追い上げてゴール。「前にいる方が走りやすい」と淡々とレースを振り返った。
2人は中学時代から競い合っており、松田は昨秋の鹿児島国体の予選で一度だけ勝っている。その時にマークしたのが高校歴代2位の13秒38。今季は高校記録(13秒34)の更新が目標で「記録が出れば、自然と1位もついてくる」とインターハイでの雪辱Vを誓った。