「子どもは社会を元気にさせる存在」子育て応援隊新CM制作へ…人形劇団「ひとみ座」とコラボ 88歳指導者が語る人形の魅力「親近感」【福島県】

「子育て応援隊人形劇CMプロジェクト」始まる!子どもの声が騒音!? 福島大学の学生たちと一緒に“子育てがしやすい社会”に!【福島県】

福島民友と共同でお送りするふくしま子育て応援隊です。5月の放送で福島大学の学生と子育てに関心を持ってもらうための新しいCMを制作すると発表しましたが、その第二弾です。プロの人形劇団が力を貸してくれることになりました。

福島県が今抱える大きな問題…。

■内堀知事(6月10日)

「改めて大変厳しい状況にあると受け止めている」

県内の去年の合計特殊出生率は「1.21」と過去最低を更新。出生数や婚姻件数も 前年より減っています。

保育園や幼稚園の先生を目指す、福大の学生たちが感じていたこと…。

■福島大学幼児教育コース 幸坂愛可さん

「地域との繋がりとかがやっぱ子育てをする上で、大事になってくるのかなっていうふうに思ってて」

「みんなで子育てを応援しよう」との思いを込め、ふくしま子育て応援隊は福大生たちと新しいテレビCMを制作します。そこに…。

■大橋聡子アナウンサー

「わ~エントランスに人形がずらっと並んでいます。ひょっこりひょうたん島の人形たちが出迎えてくれるんですね、うわ~懐かしい」

協力をしてくれることになったのは、あの「ひょっこりひょうたん島」人形を操った人形劇団「ひとみ座」。ひとみ座の所属団員は59人、年間のべ700回の公演を全国で開催する国内トップクラスの人形劇団。

■人形劇団ひとみ座 山下潤子さん

「子どもは社会を元気にさせる存在です。地域のおじいちゃん、おばあちゃん、おじさんおばさん全部ひっくるめて子育て応援していかないといけないなって思います」

■劇団員の練習の様子

「ノレタ、ノレター!(わーい、チコちゃん1人で自転車に乗れているよー!やったやったー!」

子どもには親しみやすく、大人には懐かしい「人形」を使って、ひとみ座監修のCMを作ります。

■大橋聡子アナウンサー

「人形なのに命が宿っている感じが、して。声と動きが合わさると、本当に人形に表情が生まれるんだなって、びっくりしました」

指導者で88歳の伴通子さん。時代は変わっても想像力を掻き立てる人形劇の魅力は変わらないといいます。

■伴通子さん

「人形だと気を許すというか。大人が演劇をみせるのと人形がやるのと、親近感が違うと思うんですよ」

ひとみ座のプロの技と次に必要なのがCMに欠かせないストーリーです。

そこで、県民のみなさんの「子育てあるある」を募集します。

子育てをしていて嬉しかったことから、もっと社会や身の回りの人の理解が進んでくれたらという体験談まで日常のエピソードをお寄せください。

専用の応募フォームが応援隊のホームページにあります。

そして、福島民友と進める子育て応援隊、6月17日の紙面は「乳歯の虫歯予防」について特集しています。以上、ふくしま子育て応援隊でした。

※福島中央テレビ「ゴジてれChu!Ⅲ部」2024年6月17日放送

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