中国東方航空、上海~広州線に国産C919を投入 2031年までに105機を導入

シンガポールエアショー2024に展示されたB-919A(シンガポール・チャンギ国際空港 2024年2月25日撮影 )

中国東方航空は、新たに上海(虹橋)~広州線に中国国産C919型機を2024年6月14日から投入しました。現在、C919を投入している上海(虹橋)~成都(天府)・北京(大興)・西安(咸陽)線の3路線に続く4路線目です。C919初便となる上海発広州行きMU5309便は、初号機「機体記号:B-919A」で運航され、14日9時37分に出発し、広州白雲国際空港に11時43分に到着しました。今後は毎日2往復の運航が予定されています。

C919は中国商用飛機(COMAC)が開発・製造するナローボディ機で、ビジネスクラス8席、エコノミークラス156席の計164席の中国国産機です。現在、6機のC919が運航されており、2023年5月に営業運航を開始して以来、2024年6月13日までの約1年間での総飛行時間は6,560時間に達しています。C919を運航している航空会社は中国東方航空のみです。

同社は105機のC919の導入を計画しています。今後、2024年に4機、2025年から2027年まで毎年10機、2028年から2030年まで毎年15機、2031年に20機の受領を予定しています。

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