スカイマーク、初の自社養成パイロットが機長昇格!25年度入社の8期生も募集開始

スカイマーク、初の自社養成パイロットが機長に昇格

スカイマークは、自社養成パイロットの第1期生3人が副操縦士から機長へ昇格したと発表しました。

スカイマークでは2013年に自社養成パイロット訓練生の採用をスタート。2014年に入社した第1期生は約4年間の地上研修・訓練を経て、2018年に副操縦士へ昇格しました。その後の6年間、副操縦士としての乗務経験を積み、第1期生のなかで最初に約半年間の機長昇格訓練に入った3人が晴れて機長へ昇格。残りの第1期生も順次、機長昇格訓練に入る予定とのことです。

© スカイマークスカイマーク、自社養成初の機長昇格者として辞令を受けるS機長

自社養成初の機長は今後の抱負として、「機長になることを念頭に副操縦士として6年間フライトしてきたので無事昇格でき、まずは安心しました。今後も責任感をもって安全運航に努めて参ります。」と、コメントしています。

また、スカイマークは2024年6月14日より、2025年度採用の自社養成パイロット訓練生約10人の募集を開始しました。エントリーはウェブサイト上から、期限は6月23日(日)までです。応募資格は2020年4月から2025年3月までに大学・大学院を卒業・終了する人で、英語力の目安はTOEIC750点以上またはIELTS Overall 6.0以上。両眼視力1.0以上、各眼の屈折度±4.75ジオプトリ―内など、身体的に航空業務に支障のないことが条件です。

© FlyTeam mocohide☆さん福岡空港 2024年5月3日撮影 JA73NL ボーイング737-8HX スカイマーク

国内で自社養成パイロットの採用を行う航空会社は、スカイマーク・日本航空(JAL)・全日空(ANA)・ピーチ・AIRDOなど少数。今回の募集はパイロット志望者にとっては、またとない機会になるでしょう。

© FlyTeam