タイ、5年で28万人のハイテク雇用創出目指す

[バンコク 17日 ロイター] - タイ政府は17日、同国のハイテク産業で今後5年間に28万人の雇用を創出することを目指すと発表した。同国のハイテク拠点化を促進する新たな投資を支援する。

政府は半導体部門で8万人、電気自動車(EV)部門で15万人、人工知能(AI)部門で5万人の雇用をそれぞれ創出する方針だ。

アヌティン副首相兼内相は、過去の技術が徐々にEVやAIを含む先進技術に置き換わりつつあると指摘。タイにはそうした先進技術の強固な基盤があり、産業を構築する準備が整っていると述べた。

政府は雇用創出に必要な費用の推計を示さなかったが、何百ものハイテク訓練コースを設け、従業員を訓練コースに送り込んだ企業には250%の税控除が適用されると説明した。

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