全米オープン惜敗のロリー・マキロイが休養 全英オープン前週に復帰

全米オープンで惜敗し、顔をゆがめるロリー・マキロイ(撮影/村上航)

前週のメジャー「全米オープン」に1打差で惜敗した世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、休養を発表した。

マキロイは「(昨年優勝した)ジェネシス・スコットランド・オープン(7月11日開幕/スコットランド・ザ・ルネサンスクラブ)とロイヤル・トゥルーンでの全英オープン(18日開幕)のために、試合から数週間離れてすべてを整理し、自分を取り戻すつもりだ。スコットランドで会おう」と綴った。

このため、出場予定だったPGAツアー(米ツアー)のシグニチャーイベント(昇格大会)「トラベラーズ選手権」(20日開幕/コネチカット州・TPCリバーハイランズ)など3週間は休養する。

マキロイは全米オープンの最終日(16日)にコメントなしで会場を離れたが「17年間のプロ人生で最もタフな一日だった」。また優勝したブライソン・デシャンボーを「ブライソン、おめでとう」と祝福して「彼は間違いなく今のゴルフ界に必要なプレーヤー」とたたえた。

ボギーをたたき勝負の行方を分けた終盤16、18番でショートパットを外したことを残念がりつつ「でも、いつも心がけているのは、その週のポジティブな面がネガティブな面をはるかに上回っていることに目を向けることだ。大会の最初に言ったように、次のメジャー優勝がこれまで以上に近づいていると感じている。この17年間、何度も何度も自分の回復力を見せてきたし、これからも見せていくつもりだ」と前向きにコメントしている。

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