ユリ・ゲラー氏「詳しくは言えないが…」 イランによるイスラエル報復攻撃の阻止に貢献と主張

ユリ・ゲラー氏

スプーン曲げで有名なユリ・ゲラー氏が「私はイスラエルに対するイランの無人機攻撃を阻止するのに貢献した」と主張している。イスラエルメディア「エルサレム・ポスト」が16日、報じた。

イスラエルの神秘主義者で自称超能力者のゲラー氏は「作戦は機密事項なので詳しくは言えないが、私は4月にイスラエルを攻撃したイランの無人機撃墜に一役買った。詳しくは言えないが、それは事実だ」とエルサレム・ポスト紙に語った。

イランは4月13日から14日にかけて、300機以上のドローンと巡航ミサイルなどにより、イスラエルを攻撃した。これは4月1日にシリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館領事部への爆撃への報復攻撃だった。

一方、「鉄の盾作戦」と名付けられたイスラエルの防衛作戦によって、ドローンとミサイルの99%を迎撃したと主張している。

ゲラー氏は「もちろん、信じられないほど素晴らしい仕事をしたのはIAF(イスラエル空軍)だ。しかし、私が関わったシステムもいくつかあった。これ以上は何も言えない」と述べた。

ゲラー氏はX(旧ツイッター)にこの記事を引用し、「友人たちよ、私はこれまでにこのことについて話したことはなかったが、イスラエル空軍がイランのドローンを迎撃したシステムに、私が何らの関係があったことは確かだ。われわれのパイロットは命を危険にさらして任務を遂行した。彼らは世界最高だ」と投稿した。

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