マクロミル、広告効果の「ベンチマーク構築」の支援を開始 複数のキャンペーンを統合的に分析

マクロミルは、広告の価値を第三者的に証明する「ベンチマーク構築」の支援を開始した。

同ソリューションでは、統計的手法であるメタアナリシス(meta-analysis)を用いて、複数の広告キャンペーンの結果を統合的に分析。メタアナリシスは疫学や公衆衛生・計量経済学など科学分野で広く採用されている統計的手法であり、複数の研究結果を統合することで正確で包括的な結論を導き出すために設計されている。個別の研究だけでは得られない洞察を提供することが可能となる手法だ。

同ソリューションはメタアナリシスによって独立した複数の広告キャンペーンを分析することで、信頼性の高い広告効果のベンチマークを構築する。これにより、広告主は業界ベンチマークと比較した明確な位置づけを把握し、効果的な広告キャンペーンの振り返りが可能に。広告プラットフォーマーやメディアは、自社の広告商品の価値を客観的に証明し、説得力のあるプランニングを提案できる。

またマクロミルは今後に向けて、業界カテゴリーごとのベンチマーク構築に向けたメタアナリシスと広告クリエイティブに関するメタアナリシスを実施。継続的にデータを蓄積して分析を繰り返し、精度の高いベンチマークの構築や広告表現の改善に向けた知見の獲得をサポートしていく。

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