「私が契約しているリース品を勝手に売却された」 横領の疑いで飲食店経営者の男(37)を逮捕 島根県出雲市

島根県出雲市内で飲食店を経営する男がリース品を勝手に売却したとして、横領の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、出雲市姫原町の飲食店経営、37歳の男です。警察によりますと、今年の5月7日「私が契約しているリース品を勝手にリサイクルショップに売却された」と被害者から相談がありました。警官が事情を確認したところ、被害者がかつて経営していた店舗跡に男が飲食店を新たにオープン。その際に業務用冷凍冷蔵庫や小型冷蔵ショーケースなど、リース会社と被害者が契約していたリース品をそのまま男が使用していたということです。

捜査により男がこのリース品を出雲市内のリサイクルショップに売却した事実などが確認できたため、警察が横領の疑いで逮捕しました。

売却されたリース品は4点で、時価総額41万円相当のところ14万円で買い取られたということです。男は「リース品だと知らずに売ったの で、逮捕されることに納得いきません」と容疑を否認しています。

一方で男はリース代を被害者に支払いつづけており、契約の名義変更をリース会社と被害者に促されていたということです。

売却した動機などを警察が調べています。

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