「ショックと後悔と申し訳ない気持ち」福岡・元交際相手殺人の寺内進被告「待ち伏せはしていない」とストーカー行為を否認

福岡のストーカー殺人事件の公判で、被告の男が「ショックと後悔と申し訳ない気持ち」と、謝罪の言葉を口にした。

住所不定の無職・寺内進被告は、2023年1月、JR博多駅近くの路上で、元交際相手の川野美樹さん(当時38)の帰宅を待ち伏せして追いかけ、包丁で頭や首などを何度も刺して殺害したとされている。

2日目の公判では被告人質問が行われ、寺内被告は検察から「女性を殺害したことをどう思うか?」と聞かれ、「ショックと後悔と申し訳ない気持ちです」と話した。

また、事件当日の状況については、「携帯代を払うために現場に行った。待ち伏せはしていない」と改めてストーカー行為を否認した。

今回の裁判で、弁護側は殺害を認める一方で、ストーカー規制法違反については無罪を主張している。

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