詩画作家・星野富弘さんにみどり市初「名誉市民」の称号 群馬

4月に亡くなった群馬県みどり市出身の詩画作家・星野富弘さんに、市では初めてとなる「名誉市民」の称号が贈られました。

みどり市初の名誉市民の称号が贈られたのは、4月に病気のため78歳で亡くなった星野富弘さんです。18日は市役所で贈呈式が行われ、妻の昌子さんに名誉市民の証書が手渡されました。

星野さんは、現在のみどり市東町の出身で24歳の時に事故で頚髄を損傷し手足の自由を失いましたが、その後、口に筆やペンをくわえて詩や絵を描く創作活動で命の輝きや尊さを作品を通して表現してきました。

式で須藤市長は、「星野さんのすぐれた作品は広く世界に認知されています。多くの人に感動と勇気を与えた功績は偉大で、生きる姿勢と人柄は今もなお愛され続けています」と述べました。

星野さんは2006年に名誉県民にも選ばれています。

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