大手コンビニチェーン・ファミリーマートで実施された、各地域のスタッフが考案した商品の人気を競う大好評企画。
島根県松江市の店舗が１位となり、その商品が１８日、全国で販売開始となりました。今回の企画に応募した理由、そこには店長の＂ある思い＂がありました。
ファミリーマート楽山店 安達健一郎 店長
「（仕入れは）きょうは全部で２００弱くらいですね、出足も好調で。」
大手コンビニチェーン・ファミリーマートで１８日、全国で販売開始となったのは、『あんクロワッサン』。
塩つぶあんと求肥、ホイップクリームをクロワッサンでサンド。
クリームの甘さと塩味を兼ね備えた＂和＂と＂洋＂が交わった目新しい一品です。
午前の時点ですでに５０個近く売れるなど大人気となっていますが、じつはこの商品、考案したのは…
ファミリーマート楽山店 安達健一郎 店長
「僕です、当店のスタッフみんなですね」
そう、じつはこのあんクロワッサン、松江市の楽山店が生んだ商品なんです。
ファミリーマートは、全国の店舗スタッフが考案した商品で地域ごとに人気を競う企画を定期的に開催していますが、今年１月から２月にかけて行われたのが「地域対抗！あんこパン王決定戦」。
じつに２５００件以上の応募の中から中四国代表に選ばれたのが、このあんクロワッサンだったのです。
ファミリーマート楽山店 安達健一郎 店長
「中四国で１０００店舗以上ある中でうちのスタッフが考えたパンが選ばれたってことは非常に嬉しい、嬉しいの一言ですね。」
各エリアでおよそ１カ月にわたる激戦が繰り広げられましたが、じつは今回の企画に応募したのには店長のある思いが…。
ファミリーマート楽山店 安達健一郎 店長
「島根大学も近くてアルバイトの学生さんが多い。みんなとても真面目で一生懸命なんですけど、よっしゃって時の盛り上がりはオー…（控えめ）って感じで…
こういう企画を通してみんなで盛り上がっていけたらなと思って応募を決めました。」
内気なスタッフが多いなか、学生時代のアルバイトの中で何か１つ思い出に残るような経験をさせてあげたい。
その思いのもと、店一丸となって取り組んだ結果…
ファミリーマート楽山店 安達健一郎 店長
「担当の本部から電話で、『店長、やりましたよ！』みたいな、全国評価１位ですよって感じで報告受けました」
見事激戦を制し、総合評価１位に！
今回の全国発売へと繋がりました。
ファミリーマート楽山店 安達健一郎 店長
「自分たちの考えたパンが日本一って評価をいただけた、なかなか無い機会だと思うので非常にいい経験になったと思うし、みんな手たたいて喜んでました」
スタッフみんなの思いが詰まったあんクロワッサン。
皆さんも１度味わってみてはいかがでしょうか？
