大谷翔平、実は1番が適正だった? 敵地放送局も納得…“最高の打者”ゆえの合理性

ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は今季2度目の「1番・指名打者」で6打席4出塁

■ドジャース 9ー5 ロッキーズ(日本時間18日・デンバー)

ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)の敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数3安打1四球。ムーキー・ベッツ内野手の故障離脱により任された打順で結果を残した。ロッキーズ放送局は、大谷の1番について、理に適っていると指摘している。

今季2度目の1番での出場になった大谷は第2打席で右前適時打、第3、第4打席で二塁打を放つと、第5打席には四球を選んで今季の16個目の盗塁を決めた。6打席で4度出塁して1打点2得点。勝利に大きく貢献した。

ロッキーズ放送局「Rockies TV」の実況ドリュー・グッドマン氏は「デーブ・ロバーツ(監督)は、1番のベッツの穴埋めについて話していました。彼はオオタニを起用したわけですが、(チーム内で)最高の打者を1番か2番に起用すると、長期的に見ると4番に起用する場合と比べて打席が増えます」と説明する。

続けて「オオタニは6回打席に立っているじゃないですか。ドジャースなら、オオタニに6回(打席に)立ってほしいですよね?」と語ると、解説のコーリー・セルバン氏は「間違いないです」と呼応。グッドマン氏は「(1番で起用すると)第1打席は走者がいませんが、その後はわかりませんよね」とも述べている。最も打席が回る1番打者は大谷がピッタリと、敵地放送局も考えているようだ。(Full-Count編集部)

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