中国で対策可能な砂漠化した土地の53%に効果的な対策

中国は科学的かつ大規模な砂漠化対策を持続的に推進し、対策可能な砂漠化した土地の53%に対して効果的な対策を講じています。

6月17日は国連が制定した30回目の「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」です。国家林草局によると、中国は科学的かつ大規模な砂漠化対策を持続的に推進し、対策可能な砂漠化した土地の53%に対して効果的な対策を講じ、世界で土地劣化の「ゼロ成長」を率先して実現し、世界の生態系修復に「中国のアイデア」を貢献しました。

2012年に開催された中国共産党第18回全国代表大会以降、対策が講じられた砂漠化した土地は3億3100万ムー(約2206万ヘクタール)に達し、「三北(西北・華北・東北地域)」防護林プロジェクト地域で累計4億8000万ムー(3200万ヘクタール)の植樹造林が行われ、劣化した草原12億8000万ムー(約8533万ヘクタール)が整備され、森林率は1978年の5.05%から13.84%に上昇しました。全国の砂漠化した土地の面積は減少し続け、前世紀末の年平均515万ムー(約34.3万ヘクタール)拡大から現在は年平均1000万ムー(約66万6000ヘクタール)縮小となり、黄砂による被害は効果的に抑制されています。

これと同時に、乾燥地域の生態環境の改善に伴い、畜産養殖業と林業・果樹業の発展が進んでいます。華北・東北部など主要な食糧生産地では農地防護林により4億5000万ムー(約3000万ヘクタール)の農地が効果的に保護されています。(提供/CRI)

© 株式会社 Record China