「たくさん卵を産んで数を増やして」カブトガニの繁殖地で清掃活動【佐賀県伊万里市】

カブトガニの繁殖地として国の天然記念物になっている伊万里市の多々良海岸で、カブトガニを守る会などによる清掃活動が行われました。

伊万里市の多々良海岸周辺はカブトガニの繁殖地として国の天然記念物に指定されていて、清掃活動はカブトガニが産卵しやすいように30年ほど前から毎年行われています。
18日は地元のボランティアグループなどでつくるカブトガニを守る会のメンバーら約60人が参加し、木やペットボトルといったごみを取り除きました。
市教育委員会によりますと、今年は雨が降った量が多く例年よりごみが1.5倍ほど多かったということです。

【参加者】
「自然木はあるが比較的に人工物のペットボトルなどが少なかったのでよかった。たくさん卵を産んで数を増やしていってもらいたい」
「毎年参加している。楽しみ。カブトガニの産卵を見るのが」

カブトガニは、梅雨明けから8月下旬にかけて多く産卵に訪れる見込みです。

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