経営人材育成へ 県の「ぐんまネクストジェネレーター」事業 来月開始 

起業を目指す若者と経営人材を求める中小企業をマッチングする県の新規事業「ぐんまネクストジェネレーター」が来月スタートします。

この事業は、起業を目指す意欲のある若者と課題を抱え、経営人材を求めている県内の中小企業を結びつけるというものです。18日、この事業を受託した群馬銀行などの共同事業体「ベンチャーフォアぐんま」が県庁で記者会見しプログラムの内容を発表しました。

事業責任者型採用プログラムでは新卒などの若者が2年間、経営層として入社し企業価値向上に挑戦します。トライアル型プログラムでは大学生・大学院生が2週間のフィールドワークを通じ企業の課題解決に取り組みます。

若者は、責任ある立場で入社し事業経営者に必要な経験を積むことができる一方、企業は、若者のアイデアを課題解決に活かすことができるということです。事務局では今後、参加企業を募集するほか、7月2日にキックオフミーティングを行います。

山本知事は、「群馬発の事業のスタートアップや事業継承が生まれるとともに、中小企業が元気になり地方創生につながれば」と期待を寄せていました。

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