タイで、雨乞いのために打ち上げられたロケットが爆発する瞬間をカメラが捉えた。
現場となったのは毎年この時期に開かれるロケット祭りの会場。
集まった3000人もの見物客の中に落ちて爆発したロケットは、全長2メートルほどで、約120kgの火薬を積んでいたという。
なぜロケットは見物客の中に落ちてしまったのだろうか。
祭りでは、「五穀豊穣」を願い、高く上がれば雨に恵まれると信じられている。
ところが2024年は、映像をよく見ると、1度目の爆発の直後、ロケットは横向きになっていて、見物客の方へ向かったあとに2度目の爆発をしていたことが分かる。
打ち上げの際、何らかの不具合があったとみられるロケット。
この爆発で38人がやけどなどのけがをして、このうち6人は重傷だという。