自分の命守れるように 新吉田小ではまっこ交通安全教室 横浜市港北区

レクチャーを受けた後、自転車に乗る4年生

新吉田小学校(税田栄一校長)で6月11日、はまっこ交通安全教室が行われた。1年生と4年生が校庭に出て、それぞれ道路の安全な歩き方と正しい自転車の乗り方を学んだ。協力は港北警察署、港北区役所、東急バス、(一社)F・マリノススポーツクラブ、アネスト岩田(株)。

4年生は、横浜F・マリノス公式チアチーム「トリコロールマーメイズ」の2人と、公式キャラクターのマリノスケから乗車前の点検や禁止事項のレクチャーを受けた後、実際に自転車で校庭に作られたコースを走った。児童からは「乗りながら考えないといけないことがたくさんあった」「よく自転車に乗るから注意したい」などの感想が聞かれた。

東急バスの車両を使った死角実験や、水風船を頭に見立てたヘルメットの効果実験等も行われた。1年の女子児童は「バスから見えない危ないところを知った。これから気を付けたい」と話し、児童らの印象に残ったようだった。子どもたちを指導した署員は、「実際の道路に大人は立ってくれていない。学んだことをよく覚えて、怪我したりさせたりしないで」と呼びかけた。

教室には同校PTA校外委員会なども協力した。子どもが4年生だという保護者の一人は、「今まで、そこまで深く意識せずに自転車に乗らせていた。改めて危険を学ぶいい機会になった」と話していた。

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