『天然な性格の犬』がみせる4つの行動 お茶目で可愛いけれど注意したい仕草まで

「天然な性格の犬」っているの?

今回は「天然な性格の犬」についてご紹介しますが、そもそも「犬に天然な子なんているの?」と思う人もいるかもしれませんね。

犬は飼い主の指示に従い、芸をたくさんする賢いイメージを持たれがちですが、実際は同じ犬種でも性格にはかなり個体差が大きい動物です。なかには少しドジな行動が多く、飼い主におマヌケな姿を披露してしまう天然な犬も存在します。

天然な性格の犬は愛嬌があり、周囲の人を笑わせて人気者になることも珍しくありません。

「天然な性格の犬」がみせる行動

では、「天然な性格の犬」がみせる行動にはどのような行動が該当するのでしょうか。

ここでは、天然な性格の犬が見せがちな行動をご紹介しますので、愛犬に当てはまるかチェックしてみてくださいね。

1.走っている時に転ぶ、つまずく

天然な性格の犬は、遊んでいる時に走って転んだり、つまずいたりすることがあります。楽しい気持ちでいっぱいになり、足元が見えなくなってしまうのでしょう。なかにはボールを追いかけることに夢中になるあまり、勢いあまって一回転してしまう犬や、壁にぶつかってしまう犬もいます。

歩いているだけでつまずく愛犬を見て、思わず「ぷっ」と吹き出してしまった飼い主さんもいることでしょう。

2.人違いをする

散歩に行った時やドッグランに出かけた時などに、天然な性格の犬は飼い主さんと他人を間違えてしまうことがあります。

服装が似ている人に「ママ~♪」と嬉しそうについて行こうとする愛犬を見て、「違う違う!」と慌ててしまった経験がある飼い主さんもいるのではないでしょうか。勘違いをしてしまった犬は、本当の飼い主さんが名前を呼ぶと「あれ!?」というように慌てて戻ってくるでしょう。

勘違いが多いのも、天然な性格の犬のよくある特徴のひとつです。

3.オモチャを見失う

天然な性格の犬の中には、遊んでいるオモチャを見失ってしまう犬もいます。

放り投げて遊んでいるうちに頭や背中にオモチャが乗ってしまい、「あれ?消えた!?」と焦っていたり、目の前に落ちているのに気づかずオロオロしている様子はなんともおとぼけで可愛らしいですよね。

4.自分の尻尾を追いかける

天然な性格をしている犬は、動いている「自分の尻尾」をオモチャや生き物だと思って追いかけることがあります。

尻尾は普段見えないため犬にとって自分の体だという認識が低く、目に入ると「なんだこれ!?」と追いかけたり遊んでしまうことがあるようです。

これは子犬によく見られる行動ですが、大人になってからも時々追いかけてしまう犬がいます。

「天然な性格の犬」のこんな仕草には注意

天然な性格の犬の「おまぬけな行動」は人々を笑顔にしてくれるものですが、中には注意が必要なものがあります。

まず、「転ぶ、つまずく」という行動。これはたまになら問題がありませんが、頻繁に足がもつれていたり、歩きにくそうにしている時は要注意です。頻繁に転ぶ犬には関節や筋肉、神経にトラブルが起きている可能性があります。

高齢犬であれば筋肉が衰えて歩行が困難になっていることも多いので、何もない所でつまずくことが増えたなど、異常があれば動物病院に相談してみてください。

また、自分の尻尾を追いかける行動はストレスサインである場合があります。

飼い主が止めても執拗に同じ行動を続ける、1日中追いかけている、噛んで血が出ているなど異常な行動は強いストレスが原因であることが多いです。

愛犬にストレスが溜まっている様子があれば、原因を考えて対処してください。改善しない場合やケガをしている場合は、動物病院で診察を受けましょう。

まとめ

今回は、「天然な性格の犬」がみせる行動について解説しました。

天然な性格の愛犬を見ていると、自然と笑顔になり癒されるという飼い主さんは多いでしょう。少しおマヌケな仕草や行動は、愛犬への愛おしさを一層強くしてくれるはずです。

しかし実は天然な行動だと思っていたら病気やストレスが原因だった、ということもあります。心配なことがあれば、まずはかかりつけの獣医師に相談してみてくださいね。

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