NPB入り噂の台湾スター、母国復帰を表明 WBCベストナインの遊撃手…1位指名は確実か

CPBLドラフトにエントリーする張育成【写真:Getty Images】

レイズ傘下マイナー3Aでプレーする張育成、自身のインスタグラムで表明

レイズ傘下マイナー3Aでプレーする張育成内野手が、今年7月に行われるCPBL(台湾プロ野球)のドラフト会議に参加することを表明した。17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムを更新。中国語と英語で「故郷がとても恋しくなり、2024年のCPBLドラフトにエントリーすることを決めました」と綴った。

2013年にCPBLを経ず、インディアンスと契約。2019年にメジャー昇格すると、2021年には自己最多の89試合に出場して打率.228、9本塁打、39打点をマークした。昨年3月のWBCでは4番を務め、一塁手でベストナインを受賞。昨季はレッドソックスで39試合に出場して打率.162、6本塁打。オフにFAとなっていた。

昨年11月には来日し、アジアプロ野球チャンピオンシップを観戦。「ETtoday」は、日本の球団からも接触があったことを伝えていた。しかし、今年2月にレイズとマイナー契約を結んでいた。インスタグラムでは「レイズが私の決断に理解を示して、応援してくれたことに本当に感謝しています」としている。

今年のドラフト会議で全体1位の指名権を持っているのは、富邦ガーディアンズ。地元メディア「Airda SportsとWistar Sports」の解説者を務める王翊亘氏によると、すでに両者は連絡を取っており指名は確実だという。年俸は80万ドル(約1億2600万円)前後とも噂されており、後は正式契約を待つのみだ。(Full-Count編集部)

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