蓮舫氏 都知事選集会で起きた想定外の〝蓮舫コール〟に「ちょっと胸が詰まりますよね」

「都政を変えようオール東京大集会」に参加した蓮舫氏

蓮舫氏は18日、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に向けて東京・中野で開かれた「都政を変えようオール東京大集会」に参加した。

立憲民主党はこの日に国会内で開いた常任幹事会で、都知事選に無所属で立候補する蓮舫氏の離党を承認。立候補の届け出に伴い、参院議員を自動失職する。

蓮舫氏は首都決戦に向けて公約を正式に発表した後、同集会に駆け付けた。マイクを握ると、1200人以上の参加者に向けて、公約とした東京都の行政改革や若者支援について言及。特に行政改革では、小池百合子知事が行ってきた都政運営をチクリと批判した。

「都知事が8100億円、8年間で毎年、行政改革で予算を確保したと言っているんですが、これ調べました。驚くことにバックデータの試算の使い道の情報が公開されていないんです。つまり言いっぱなしです。8年前にブラックボックスを壊すと、かっこよく言っていた本人が8年たったら都の財政をブラックボックス化している。ここを私は開きたいと思っています」

これに参加者たちは大拍手。記念撮影後には想定外の熱い〝蓮舫コール〟を連呼した。

終了後、蓮舫氏は前日17日の「七夕の日、東京を変える」集会に続いて大きな声援を受けたことに「ちょっと胸が詰まりますよね。とてもうれしかったです。元気が出るし、頑張ろうと本当に心から思いました」と振り返った。

公約を発表しての反応については「賛否はあると思うので、賛成してくれる人の思いは大切に、どうなのかなという人の声には謙虚に耳を傾けたいと思います」と話し、会場をあとにした。

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