【阪神】村上頌樹が5回無失点の好投も今季3勝目はお預け「また来週に向けて頑張ります」

5回、代打を送られ交代になった村上頌樹

阪神・村上頌樹投手(25)が、18日の日本ハム戦(甲子園)に先発し、5回2安打無失点の好投。勝ち投手の権利を得たまま交代したが、リリーフ陣が失点を許しため、今季3勝目はまたもやお預けとなった。

この日は東洋大の3学年後輩でドラ1ルーキー・細野との対決。「向こうは球も速いし、変化球もすごかった。テンポよく投げてるところを見せたい」と意気込んでいた通り、2、3回は三者凡退に抑え、5回まで得点圏に走者を進ませない投球を披露した。

0―0で迎えた5回一死満塁の場面で打席を迎えたが、代打・原口が告げられて交代。その後、二死から近本の中前適時打が飛び出し、ギリギリで勝ち星の権利をつかんだが、7回に3番手・桐敷が清宮の同点右前適時打を浴び、4月30日の広島戦(マツダ)ぶりとなる白星はスルリとこぼれ落ちた。試合後は「今日もいい形でいけたので、また来週に向けて頑張ります」と前を向いた。

チームは延長11回一死二、三塁から、8番手・矢沢の暴投の間に三走・植田が生還。2―1で勝利し、交流戦最終戦を白星で締めた。

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