【阪神】梅野隆太郎 通算1000試合出場「山田コーチの前で迎えられたのも感慨深い」

記念ボードを受け取り、ファンに感謝する阪神・梅野隆太郎

阪神・梅野隆太郎捕手(33)が、18日の日本ハム戦(甲子園)で通算1000試合出場を達成した。この日は延長11回までもつれたが、一死二、三塁、打者・梅野の場面で相手投手・矢沢が暴投。三走・植田が本塁に生還し、チームも2―1でサヨナラ勝ちを収めた。「節目の試合で特別な思いがありました。なかなか打てなかったけど、守りでなんとか勝てるようにと思って。ピッチャー陣も1失点でつないでくれたし、自分でも忘れないポイントになると思います」と振り返った。

また、この日対戦した日本ハムの山田勝彦バッテリーコーチは梅野にとって若手時代の恩師でもある。「1、2年目本当に鍛えてくれた山田コーチの前で迎えられたのも、感慨深いものはあります。本当に研究熱心で、熱いコーチだったし、練習時間を目いっぱい使ってやった覚えがあるので、思いはあります」と感謝した。

また「今日1000試合と言うことを伝えたんですが、山田コーチからは『それ、知らんわ!(笑い)。まあ、よろしく。頑張って』と言われました」と笑顔で明かしていた。

交流戦最終戦を終え、21日からレギュラーシーズンが再開する。チームは貯金2位でリーグ2位につけており「今後もしんどい試合もあると思うんで、なんとか連敗少なく、連勝を大きくできるようにやっていきたい」と言葉に力を込めた。

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