ボートレース尼崎の「第２１回ダイスポスワンカップ」は１８日、優勝戦が行われ、１号艇の藤岡俊介（４０＝兵庫）がイン逃げ快勝。通算２５回目、地元では７回目となる優勝を飾った。
コンマ１０の快スタートから他艇の攻撃を寄せ付けず一気に独走態勢に持ち込んだ。「１Ｍはイメージ通りのターンができた。ターンマークのちょっと前から逃げられると確信しました。完璧でした」と自画自賛するほどの完勝劇だった。
３８号機は上位とは言えない機力だったが、９戦５勝２着２本３着１本と快走。予選首位通過から王道を駆け抜けた。昨年７月の住之江以来、約１年ぶりのⅤに「なかなか味わえない緊張感を味わって久しぶりに優勝できて良かった。最近調子が悪くて地元で巻き返したいと思っていた。今節は上出来でした」と安堵の表情を見せた。
当地で次節に行われるＳＧグランドチャンピオン（２５日開催）には師匠の吉川元浩が出場。「吉川さんは強すぎるけど、追いつけるように頑張ります」と偉大な師匠の背中を追ってこれからも激走する。
