ザギトワが有名歌手のライブで披露したパフォーマンスを揶揄されて激怒!TV 司会者に「マイクよりガムテープね!」と猛反撃

2018年平昌五輪・女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ。5月に22歳となった若きカリスマは現役引退こそ表明していないが、3年近くも公式大会には出場していない。大学に忙しく通いながらモデルや司会、TVタレントなど幅広いジャンルで活躍し、いまやすっかりロシアのエンタメ界に欠かせない人気者となっている。

そんなオリンピアンが先日、ロシアの有名な女性アーティストであるリューシャ・シェボティナのライブステージに飛び入り出演。巨大なコブラの台座でマイクを手に妖艶なダンスを披露するなど存在感を示した。リューシャは「自分からやってみたいと言ってくれたアリーナに感謝するわ。まるで女優のように素晴らしい演技だった!」と称えれば、ザギトワ自身も「忘れられない時間になった。すごく貴重な経験をさせてくれてありがとう」と興奮気味に語っている。

そんな楽しげなやりとりを交わしたふたりだが、ザギトワは怒りに震えていたようだ。

ライブが行なわれたのは、地元テレビ局が放送した一大音楽イベント「MUZ-TVアワード」だった。その番組で司会者のひとりだったニコライ・バスコフ氏が、ザギトワのパフォーマンスを観た直後に「リューシャは高額のダンサーを雇う余裕があると思うけどね」とジョークを飛ばしていたのだ。
翌日になって、ザギトワは自身のSNSを更新し、このイジりに対して黙っていなかった。「今日MUZ-TVアワードを観て、分かったことがある。あの司会者のひとりには、マイクよりガムテープを渡したほうがいい! 自分自身を見つめ直すべきね」と綴って怒りを露わにしたのだ。

ちょっとした騒動に発展しており、メディアやファンの間で両者への賛否両論が渦巻いている。

構成●THE DIGEST編集部

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