新体操部員が実演 柔軟性高め転倒防ぐ 亀戸労基署・説明会

東京・亀戸労働基準監督署(田村滋康署長)は6月6日、全国安全週間の説明会を開催した。転倒災害防止に向けた特別講演では、東京女子体育大学の新体操競技部のメンバーが、ラジオ体操の方法を解説した。正しい姿勢で行うことで、筋肉や関節の動きが柔軟になるとして、実演を交えて一つひとつの体操の効果を紹介した(写真)。

田村署長はあいさつで、「昨年管内で発生した休業4日以上の労働災害は630件。前年に比べて1.3%の増加となった。1番多いのが転倒災害で、25%を占める。労災減少に向けて、助力をお願いしたい」と呼び掛けた。

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