仕事を手伝いながら現地を知る「おてつたび」/琴平町でスタート【香川・琴平町】

見知らぬ土地に一定期間滞在し、仕事の手伝いをしながら現地のことを知る取り組み「おてつたび」が6月18日、琴平町で始まりました。
「お手伝い」と「旅」とを組み合わせた造語「おてつたび」。そのマッチング会社と「琴平バス」が、観光だけでは分からない地域の魅力に触れることで将来の移住などへつなげてもらおうと、町内では初めての実施です。
参加したのは20代から60代の男女7人で、ホテルやカフェなど5つの施設が受け入れ。このうち17日に到着した5人は18日午前中、受け入れ施設を中心にまちを見学しました。
午後からは各施設に分かれ、携わる仕事の内容や就業時間などの説明を受けました。
ノマドワーカー向けの施設を併設するホステルで広報の仕事をする2人からは、観光者としての目線で町をしっかり散策し、自分のネットワークを生かし、情報を発信していきたいなど意欲的な意見が出ていました。
参加者は6月30日まで琴平町で過ごします。
琴平町では長期滞在型のホステルを複数開業させるなど、滞在地としての新たなイメージで都市部の若者らの受け入れを目指しています。

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