ウクライナ当局、ロシアによる兵士斬首の疑い捜査 ドネツク州で

[キーウ 18日 ロイター] - ウクライナ検察当局は18日、ロシア軍が東部ドネツク州の占領地域でウクライナ軍兵士1人を斬首した疑いがあり、捜査していると発表した。

航空偵察を行ったところ、切断された頭部が損傷した装甲車の上に置かれているのが確認されたという。

発表文によると、ウクライナ軍は17日、ドネツク州ボルノバーハ地区のロシア軍部隊員が部下にウクライナ軍兵士を斬首しろと命令したとの情報を得ていた。

ロシアはこの件についてコメントを出していない。

ウクライナ検察当局によると、同国側はこれまで、ロシアによる13万件近い戦争犯罪を記録している。

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