“トルコのメッシ”が超絶ゴラッソ! EUROデビュー戦で得点した最年少選手に賛辞続々「信じられないゴール」「魔法の瞬間だった」

注目の19歳が、4年に一度の大舞台で輝きを放った。

トルコ代表は現地6月18日、EURO2024のグループステージ第1節でジョージア代表と対戦し、3-1で勝利した。

決勝点を決めたのはアルダ・ギュレル。1-1で迎えた65分、敵陣右サイドでパスを受けると、ペナルティアーク手前まで進み、自慢の左足を一閃。強烈なシュートをゴール左に叩き込んだ。

「ギュレルが大会最優秀ゴール候補となるカーブシュートを決め、トルコは初戦でジョージアの心を打ち砕き、3-1で勝利した」と報じる英公共放送『BBC』は、若き俊英の活躍ぶりを次のように伝える。

「19歳の“トルコのメッシ”が、華麗な20ヤードからのシュートを記録。1964年のフェレンツ・ベネ、2004年のクリスティアーノ・ロナウドに続き、EURO初出場で得点した3人目のティーンエイジャーとなった。彼はまた、EUROデビュー戦で得点を挙げた最年少選手でもある」

【動画】“トルコの若き天才”ギュレルのスーパーショット!
賛辞の声も続々と届く。元ウェールズ代表DFアシュリー・ウィリアムズが「信じられないゴールだ。我々はメジャートーナメントは自分をアピールするチャンスだと話していたが、彼はまさにそれをやってのけた。実力を見せつけたんだ」と称えれば、元イングランド代表DFのスティーブン・ワーノックも「彼の素晴らしいタッチを目の当たりにした。ゴールは魔法の瞬間だった」と感嘆する。

同メディアは「ロベルト・レバンドフスキ、ルカ・モドリッチ、ロナウド、ペペといったベテランにとって最後のEUROになる可能性があるなかで、ギュレルは欧州サッカーが正しい方向に進んでいることを示す新世代の一人だ」と記す。

ギュレルの他にも、今大会はドイツのジャマル・ムシアラ(21歳)とフローリアン・ヴィルツ(21歳)、スペインのラミネ・ヤマル(16歳)、イングランドのジュード・ベリンガム(20歳)といったタレントたちが躍動している。解説者のガイ・モウブレイ氏は「若者たちにとって素晴らしい大会になりそうだ」と期待を寄せている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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