「完璧からはほど遠い結果」イングランドは白星発進も、母国メディアは不安視。3選手を辛口評価「期待に全く応えられなかった」「珍しく脇役」【EURO】

現地時間6月16日に開催されたEURO2024のグループステージ第1節(C組)で、前回準優勝のイングランド代表はセルビア代表と対戦した。

イングランドは開始13分、ブカヨ・サカの右からのクロスにジュード・ベリンガムが頭で合わせて先制点をゲット。この1点を守り切り、1-0の勝利を飾った。

悲願のEURO初優勝に向けて好スタートを切ったイングランドだが、英公共放送『BBC』のフィル・マクナルティ記者は、「まさに望んでいた勝利ではあったが、セルビアを倒すのに苦労し、完璧からはほど遠い結果となった」と不安視する。

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「(トレント・)アレクサンダー=アーノルドは中盤で攻撃を活性化する能力を示したが、前半に危険なエリアでボールを奪われ、ピンチを招いた。そして左サイドのキーラン・トリッピアーとフィル・フォデンは、期待に全く応えられなかった。マンチェスター・シティで素晴らしい活躍を見せたフォデンは、珍しく脇役だった。指揮官は勝利に満足しているだろうが、課題はたくさんある」

イングランドは次戦、20日にデンマーク代表と相まみえる。セルビア戦よりも充実のパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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