【西国分寺】6/22(土)アザレア・うたの会30回記念コンサート

幅広い歌のレパートリーに定評のある「アザレア・うたの会」が、来たる6/22(土)に国分寺市立いずみホールでコンサートを行います。前評判を聞きつけ、コンサート前の緊張感溢れる練習にお邪魔してきました。

出典:リビング多摩Web

20代から80代後半というメンバーの皆さん

コロナ禍で断念 くじけずに実現した30回記念コンサート

練習会場に入ると、メンバーたちが、構成・演出の釘本涼子先生から指導を受けているところでした。素人目ながら、どのように舞台上で魅せるか聴かせるか、表現に力を入れた指導のようで、コンサートの臨場感が伝わってきます。

釘本先生にお伺いしました。そもそも「アザレア・うたの会」とは、どのような団体なのでしょうか?

「アザレア•うたの会はジャンル問わずクラシック(オペラ、歌曲、抒情歌など含む)、シャンソン、カンツォーネ、ミュージカル、ポピュラー、スクリーンなどから心に響く歌をオシャレに楽しく、そしてきらびやかにソロで歌っています」。

今回は30回目とか? 「コロナ禍、コロナ感染者増加などから3回コンサートを中止しました。今年は記念すべき30回記念コンサートがようやく実現します」。

今回のコンサートのテーマは何でしょう? 「今回のコンサートのサブタイトルは『~水に寄せる愛と別れとのめぐり逢い~』。毎回サブタイトルにこだわり、それによって選曲しています」。

今回は「雨に歌えば」「雨傘」「恋は水色」「砂に消えた涙」「水に流して」などを歌うとのことです。

出典:リビング多摩Web

素人でも大丈夫 ソロ舞台へ!

メンバーにお話しを聞きました。入会5年になるという渡部さん。「保育士をやっていた時に、子どもたちにもっときれいな声で歌ってあげたいと思ってきました。退職後思い切って入会。おかげで様々な経験をさせて頂いています」。今回は「愛の砂漠」を歌う渡部さん。曲の合間の台詞もなかなか聞かせてくださいます(練習を見ての感想です)。

入会10年近くという会長の小林さん。「歌が楽しいのはもちろんのこと、年齢を問わずお友達ができるのも嬉しいです」。

渡部さん、小林さん共に堂々とした歌いっぷりですが、お二人とも「歌は全くの素人でした」と口を揃えます。それで舞台で1人で歌えるものなのでしょうか? 「ボイトレに始まり一から先生が教えてくださるので大丈夫です」と小林さん。経験を問わず随時会員を募集しているそうです。コンサートを見て興味が湧いたら、思い切って問い合わせてみてもいいかもしれません。

出典:リビング多摩Web

過去のコンサートの一コマ。スポットライトを浴びて熱唱。素敵ですね!

6月22日(土)午後3時開演 @いずみホール

最後に釘本先生からこのコンサートに寄せる思いを伺いました。

「出演する20代から80代後半のみんなは心に何らかの傷あと、悲しみ、淋しさ、そして虚しさ、不安を持っています。それでも歌詞の素敵な言葉に出会い、心を開いて息づく命を歌ってみんな明るく元気です。素敵なコンサートに是非是非お越しください」。

不安や悩みは誰でもあるものですよね。そんな時、歌を聞いて、歌詞の情景に思いを馳せる、そのような時間が過ごせたらいいですね。

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