大谷145m弾でまた記録ラッシュ ド軍史上2位&今季MLB最長の衝撃…20号到達で日本人初の偉業も

ロッキーズ戦、飛距離145メートルの20号を放つドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ロッキーズ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地ロッキーズ戦で20号ソロを放った。文句なしの打球速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離476フィート(約145メートル)の衝撃弾。今季メジャー最長の一撃になっただけでなく、日本人初、ドジャース記録など偉業も多数生まれていた。

誰もが打った瞬間、柵越えを確信した。大谷は6回先頭の第3打席で、相手先発ゴンバーが投じた変化球を豪快にかっ飛ばした。高々と打ちあがったボールは、クアーズフィールドのバックスクリーンへ。中堅手もすぐに追うのをやめる、特大145メートルの衝撃弾だった。敵地は騒然。これでリーグトップに並ぶ一撃になった。

大谷はこれで4年連続のシーズン20号。自身が持っていた日本人記録を更新した。さらに飛距離は今季のメジャー全体で最長となる一撃。強烈なインパクトを残した。

またMLB公式のサラ・ラングス記者のX(旧ツイッター)では、「ショウヘイ・オオタニは、今シーズンここまでに450フィート以上のホームランを4本放っている。これは2015年からのスタットキャストによると、ドジャースの選手によるシーズン最多記録と並ぶものである」とした。2015年にジョク・ピーダーソンが450フィート越えの4本打っているが、これに並んだという。同記者は「今は6月中旬」と大谷のペースを強調していた。

同記者は「ショウヘイ・オオタニの476フィート弾は、2015年のスタットキャスト以降、ドジャース史上2番目の飛距離のホームランだ」とも投稿。スタットキャストによる計測が始まって以来、ピーダーソンが同年6月に放った477フィート(約145.4メートル)に次ぐ球団史上2位の一発だったとも紹介した。

THE ANSWER編集部

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