初優勝の小木曽喬、使用ギアはスリクソンの最新モデル! 『Z-STAR XV』は同週3勝【勝者のギア】

小木曽喬がうれしい初優勝(提供写真)

<ハナ銀行インビテーショナル 最終日◇16日◇ナムチュンチョンCC(韓国)◇7335ヤード・パー71>

韓国・日本共同開催となる「ハナ銀行 インビテーショナル」で、小木曽喬がうれしい初優勝を挙げた。2打差の単独首位から出た最終日に5バーディ・2ボギーの「68」で回り、トータル14アンダーで悲願成就。今年何度も最終組を経験していたが、ついに頂点に立った。

攻守の「メリハリがちゃんと出来た」ことを勝因に挙げた小木曽。自身の生命線に挙げる“アプローチ”がうまく行ったことも印象深いという。

「最後のティショット、セカンド、アプローチは自分の求めているショットができました。最後のアプローチはすごく難しいわけではなかったのですが、キャディさんと『これ、一番のアプローチだと思います』と話していて、それがOKの位置についた。このアプローチが今後プロ生活を続ける上で思い出に残るものだと思います。

(最後の)アプローチを打った瞬間にちょっと泣きそうになった。日本の選手たちが(グリーン脇で)待っていてくれたのもうれしかったです。ここまで来るのにたくさんの人たちに応援してもらったので、色んな人たちに感謝を伝える時間をこれから作らないといけないなと思います」(小木曽)

ABEMAツアーでは3勝しているが、3年前から堀尾研仁コーチと取り組んでいるスイング作りが実を結んだと実感を語る小木曽。使用ギアは、下記のようにスリクソンの最新モデルを取りそろえ、最後のアプローチもクリーブランドの最新モデルで勝負を決めた。
 
なお、ダンロップの広報によれば、小木曽を含めた『Z-STAR XV』が同週3勝だという。国内女子ツアー「ニチレイレディス」で岩井明愛、ステップ・アップ・ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」で若林舞衣子も『XV』で勝利。また、アマチュア競技「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で勝った鳥居さくらは『Z-STAR◆』を使用していた。

【小木曽喬選手の同社優勝ギア】
1W:スリクソンZX7 Mk II(9.5°TOUR AD PT-7X)
3W:スリクソンZX Mk II(15°TOUR AD PT-7X)
3,4H:スリクソンZX Mk II(Diamana Thump X)
5I~PW:スリクソンSRIXON Z-FORGED II(N.S.PRO Modus³ PROTO)
A,SW:クリーブランドRTX6 ZIPCORE(50,54°DG EX TOUR ISSUE S200)
LW:クリーブランドRTX DEEP FORGED II(60° 〃 )
BALL:スリクソンZ-STAR XV

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