2024年問題の影響で千葉市内の路線バス 2月より550便減

千葉市内の路線バス 2月より550便減

 千葉市内の路線バスの現状を把握するため、千葉市がバス事業者に対し運行状況などの調査を行った結果、2024年4月のバスの便数は、2024年2月よりも約550便減ったことが分かりました。

 千葉市によりますと、調査は2024年4月、京成バスや千葉海浜交通など、市内で路線バスを運行する事業者10社を対象に行われました。

 調査の結果、4月のバスの便数は約8260便で、いわゆる2024年問題で規制が強化される前の2月より約550便減りました。

 運転手不足が要因で、これまでは運転手が残業したり、休日出勤したりして便数を維持していたということです。

 運転手の人数は、2024年4月時点で約2400人で、2022年3月末よりも約100人減っています。

 事業者は、「利用者が少ない路線や時間帯を減便し影響を小さくするよう努めた」と回答しているということです。

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