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女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)決勝トーナメントが6月20~23日まで、タイのバンコクで開催される。日本代表の初戦は準々決勝の対中国戦。予選ラウンドで、3-1と勝利した相手だが、そのアジア最大のライバルは、前戦とは異なるラインナップで日本に挑む可能性があるという。
予選ラウンドを勝ち上がってきた上位7チームと開催国(タイ)の計8チームで行なわれる今回の決勝ラウンド。日本代表は予選ラウンド12試合を終え、8勝4敗、5位で進出が決まったため、順位順で4位の中国代表(9勝3敗)との試合が決定した。
アジアの宿敵との再戦にファンの注目が集まっているが、中国メディア『捜狐』によると、中国女子バレー代表監督の蔡斌(サイ・ビン)氏はインタビューで、決勝ラウンドは主力の一部を帯同させず自国内での調整に当て、若手中心のセカンドチームで臨むことを明かしたという。
その意図について蔡斌監督は「我々の目標はオリンピックに向けて準備することであり、若い選手を育てることがより重要。この決勝ラウンドでは、勝敗だけが目標ではなく、新しい才能を育て、将来に向けて確固たる基盤を築くことが鍵となる」と説明した。
日本はパリ五輪予選ラウンドで中国と同じポット(順位層)であることが確定しているため、対戦するとすれば決勝ラウンド以降となる。
また、日本が中国に勝利した場合、6月22日の準決勝進出となり、ブラジル(世界ランク1位)とタイ(世界ランク12位)と戦う。決勝あるいは3位決定戦は23日に予定されている。
構成●THE DIGEST編集部