「魚沼コシヒカリ」の産地 すでに一部田んぼで水不足 自治体が渇水対策支援【新潟】

【資料】すでに田んぼにひび割れが

本格的な夏の到来を前に、すでに水不足となっている田んぼがあり「魚沼コシヒカリ」の産地の各自治体は、渇水対策支援を打ち出しています。

昨冬は少雪で、春以降の降水量も少なく、本格的な夏の到来を前に中山間地域の一部の田んぼは、すでに水不足に陥っています。これを受けて「魚沼コシヒカリ」の産地など各地の自治体が渇水対策支援を打ち出しています。

十日町市や小千谷市は、個別の農家や農業法人に対し、水のくみ上げのためのポンプやホースなどの費用を最大半額補助します。面積に応じてなど上限があり、十日町市は5ha以上で最大40万円、0.5ha未満で10万円などとしています。小千谷市は上限10万円です。

魚沼市は、農家組合など団体ごとの申請を条件に、井戸から水をくみ上げる電気代の100%、また、ポンプなどの費用の最大75%を補助します。
それぞれ対象期間は、9月末までです。

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