2年連続の交流戦優秀選手に選ばれたソフトバンク近藤健介 印象的な一発はあの右腕からの…

外野を走り込む近藤(撮影・栗木一考)

◆ソフトバンク全体練習(19日、みずほペイペイドーム)

近藤健介外野手(30)が2年連続で日本生命セ・パ交流戦の優秀選手に選ばれた。打点は12球団トップタイの14で打率3割5分6厘、4本塁打はともに2位。「リーグ再開に向けていい弾みになった」と喜んだ。

2日の広島戦(みずほペイペイドーム)ではプロ初となる1試合2本塁打。延長10回の2ランはサヨナラ弾となった。印象的な一振りには「才木投手から打った本塁打は良かった」と16日の阪神戦(同)でセ・リーグトップの8勝を挙げている右腕から放った10号ソロを挙げた。

12日のヤクルト戦(同)の守備で右手指を負傷し、以後は指名打者での出場が続いている。休養日明けの19日の全体練習でも打撃を行わず軽めに調整をした。今後について近藤は「様子を見ながら」と強調。小久保監督は「しばらくは指名打者かな。焦らせる必要もない」と語った。

21日にリーグ戦再開。パ・リーグトップの打率3割4分6厘を誇る近藤は「オールスターまで貯金を伸ばしていくのが大事。しっかりと粘りながらいけたら」と主軸としてチームをさらに勢いづけることを誓った。(鬼塚淳乃介)

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