「体が小さくても、田舎町出身でも」ラグビー元代表・流大 世界と戦う“W杯戦士”から夢追う子ども達にメッセージ

ラグビー世界最高峰の舞台『W杯』を戦った流大(ながれ ゆたか)選手が子ども達と交流しました。流選手が伝えたい「夢を実現させるヒント」とは。

6月16日、荒尾市にある熊本県立岱志(たいし)高等学校のグラウンドで行われたラグビークリニックには、約90人の中学生が参加しました。

ラグビー元日本代表 流大 選手(31)「少しでも上手くなって欲しいという気持ちと、ラグビーを好きになってほしい、そして『岱志高校を復活させたい』という思いで来させてもらったので、その熱は入りました」

ラグビークリニックは、現在活動を休止している部を復活させたいという思いで岱志高校ラグビー部の後援会が企画したものです。

日本代表でキャプテンも務めた岱志高校出身の流選手を始め、リーグワンで活躍する高校のOBや、流選手のチームメートで元日本代表の中村亮土(なかむら りょうと)選手が子ども達と汗を流しました。

参加した子ども
「細かいところまで教えてもらって、とても嬉しかったです」
「流さんが言っていたように、試合では最初の5分を大切にしたいです」

スクラムハーフとして、夢だった2019年日本大会、さらに去年のフランス大会と2大会連続でW杯に出場し「不可能なことはない」と強く訴える流選手から、夢を追う皆さんへメッセージです。

流選手「僕自身、体はすごく小さいですし、こういった田舎町の出身でも世界と戦っていけると示せたと思いますし。どんな事にも挑戦して努力し続ければ、必ず目標は達成できるということを伝えたい」

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