アニメ『転生したらスライムだった件』和解の印としてすき焼きパーティーを開催「やっとリムルとヒナタが笑い合える世界に…!」

アニメ『転生したらスライムだった件』の第59話(第3期11話目)『和解と協定』が6月14日に放送された。七曜の老師はルミナスによって粛清(しゅくせい)され、戦いは終結した。リムルとヒナタ、ルミナスはテンペストとルベリオスの今後の国交について協議を始める。魔物を絶対の悪と定める西方聖教会の教義が一番の懸念事項であったが、実はルミナスの意思でないことが判明し、両国は正式に国交を樹立することとなった。さらに会議では、ヒナタにリムルを憎むよう情報を与えた「東の商人」と呼ばれる者が暗躍していることがリムルに共有される。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆リムルが要求した和睦(わぼく)の条件とは…

七曜の老師はルミナスによって粛清(しゅくせい)され、戦いは終結。リムルとヒナタ、ルミナスはテンペストとルベリオスの今後の国交について協議を始めた。ヒナタは“東の商人”からリムルが尊敬するシズを殺したと吹き込まれたと明かす。リムルは魔王クレイマンとファルムス王国の間にも東の商人が暗躍していたと睨(にら)む。しかし、ユウキほか怪しい人物も多く、今後も警戒することを共有する。

今後の懸念について共有したテンペストとルベリオス。ヒナタ、ルミナスは今回の件について謝罪をしたいと申し出る。リムルは“賠償”としてテンペストとルベリオスの国交樹立を求める。ルミナスは快諾し「いずれはそこのトカゲを成敗するつもりだ」とヴェルドラに宣戦布告し、リムルも「まぁ最悪、ヴェルドラを差し出すのも悪くないか」と応じ、慌てるヴェルドラ。

魔物の国との国交樹立は西方聖教会の教義に反するのではないかと問われたルミナスは「そもそも当時の指導者が考えたルールでしかないのじゃ」「わらわにとって重要なのは教義ではなく、信仰心そのもの」と柔軟な対応を見せる。こういったルミナスの声もあり、テンペストとルベリオス両国の和解と国交樹立については丸く収まり、ヒナタとルミナスは帰郷の準備を始める。

見送りに出たリムルは「もう今日は遅いし、出発は明日にしたらどうだ?」と引き留める。リムルにとってはただの“社交辞令”だったのにもかかわらず、リムルたちの夕食がすき焼きと知ったヒナタとルミナスは「温泉も気持ちよかったしのぉ」「すき焼きも楽しみね」と引き返してしまい、結果引き留めに成功してしまう。こうして、テンペストとルベリオスのすき焼きパーティーが始まった。

◆白米にヒナタが号泣!?すき焼きパーティーで仲直り!

リムルの乾杯の音頭に合わせて、大宴会がスタート。ルミナスに“毒無効効果を弱める”方法を教わったリムルは久々にアルコールを飲んで酔っぱらうことに成功する。この世界に来てから初めて白米にありつけたことに、涙を流して感動するヒナタ。他の諸国が苦しむ中、どうしてここまで裕福な暮らしができるのかとリムルに問う。しかし、酒で気が大きくなっていたリムルはヒナタの質問をきっかけに、これからの国づくりについて国家機密情報までべらべら話してしまい、智慧之王(ラファエル)によってアルコールを無効にされ一瞬で酔いから覚めてしまう。

SNS上では「白米に感動するヒナタがかわいかった」「リムル様、酒で失言するタイプだった」「やっとリムルとヒナタが笑い合える世界に…!」と宴会の様子に和んだという声が多く上がっていた。

べらべらと話してしまい調子のいいリムルにヒナタは「あまり派手にしすぎると天使の攻撃を受けるわよ」と忠告する。『天使』とは一定以上に栄えている都市を攻撃する存在で、ルミナスも頭を悩ませているという。ヒナタとリムルはもし『天使』がテンペストやルベリオスにおそってきた場合には共闘すると約束する。

そんなとき、ヒナタの部下の一人が「難しい話は後でいいじゃないですか」とヒナタの肉を横取り。ヒナタの逆鱗(げきりん)に触れた部下はボコボコにされる。すき焼きパーティーでテンペストと親交を深めたルベリオスはテンペストとの不可侵条約を締結し、正式に和解したのだった。

SNS上では「ルミナスたちすでにテンペストで和みすぎ(笑)」「すき焼き&白飯が完全に飯テロw」「すき焼きが食べたくて仕方ない」と、すき焼きパーティーで食欲を刺激された視聴者の声が多く上がった。

『転生したらスライムだった件 第3期』
第60話(第3期12話目)は6月21日(金)よる11時35分より、日本テレビ系列ほかにて放送予定。

画像提供:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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