丸井今井札幌本店で、北海道内各地のグルメを一度に楽しむことができるイベントが始まりました。
前田愛奈記者:「道南の木古内町から来たお店には、貝づくしのお弁当がずらりと並んでいます。特にこのホタテはとても大きいですね」。
札幌から車で4時間半かかる木古内町のお弁当も買うことができるのは、19日から丸井今井札幌本店で始まった「北海道味紀行」です。イベント期間中、道内各地44の店が札幌に集結。このうち、およそ半数の店が実演販売をしていて、目の前で調理された出来たてのグルメが店頭に並びます。
札幌丸井三越 食品・レストラン商品部 佐々木宏晃さん:「道東・道南・道北各地から出ているので、ここに来ていただければご当地のグルメを楽しめるのではないかと思う」。
前田愛奈記者:「こちらのお店はなんと60分待ちです。なんのお店なんでしょうか。函館名物のハセガワストアの焼き鳥弁当です」。
あの人気バンド、GLAYも愛する「やきとり弁当」。このイベントのため、毎日串をおよそ5300本焼くといいます。
ハセガワストア・上磯店 大山隆広店長:「(ハセガワストアは)道南にしかないです。函館に来たくても行けない人がいると思うので、1個でも多く(やきとり弁当を)届けられたらなと思う」。
買い物客:「函館出身なので、もともと(やきとり弁当を)食べていたが、今札幌に住んでいてやっぱりあの味が恋しいので、食べたいなと思って。並んでも買ってしまう」。
帯広の定番グルメも。
前田愛奈記者:「こちら、帯広名物のスイートポテトのお店なんですが、お客さんの列がお店の周りを1周して、さらに最後尾はここまで伸びています」。
帯広のクランベリーは、大きなさつまいもを丸ごと使ったスイートポテトが自慢です。
買い物客:「妻に頼まれたので。帯広行くとなったら、3~4時間くらいかかるので、2時間並んでもこっちで買った方がいい」。
さらに、十勝の中札内村から出店。大きな、大きな中ビナの半身揚げも。札幌にいながら、道内各地の海鮮にお肉、スイーツまで一度に楽しむことができる「北海道味紀行」は、7月2日まで開催されています。
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