長崎スタジアムシティの開業まで4カ月 渋滞対策で歩道整備や臨時駐車場も

長崎市幸町の長崎スタジアムシティの開業が4カ月後となりました。

長崎県の内外で期待が高まる一方、心配する声があがっているのが交通渋滞です。

市は周辺の歩道整備を進めるとしていて、運営会社側は臨時駐車場の確保を関係者と協議しています。

19日の長崎市議会6月定例会。

10月に開業を予定する長崎スタジアムシティの周辺の交通渋滞への対策について、市側がこたえました。

長崎市土木部 川原直樹部長
「駐車場入り口付近に付加車線の設置や、敷地内での滞留長の確保など予想される課題に対して協議・調整を進め、周辺交差点への影響が少なくなるように関係者で進められている」

10月14日に開業を予定している長崎スタジアムシティ。

福山雅治さんのこけら落としライブなども決定するなど、開業への期待が高まっていますが、周辺の交通渋滞が懸念されています。

スタジアムシティの敷地内にはおよそ1100台の駐車場が設置されます。

しかし、試合の開催時などには付近の混雑が予想されています。

そこで市は周辺の歩道の整備を進め、徒歩での来場を促したい考えです。

また、運営会社などは、敷地内の駐車場の完全予約制の導入や臨時駐車場の設置に向けて、関係者との検討を進めているとしています。

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