暑さ対策の『クーリングシェルター』 23施設を指定の長崎市は 「拡大を図っていきたい」

蒸し暑い梅雨や夏本番に向けて県内でも暑さをしのぐ避難所=「クーリングシェルター」の指定が進んでいます。

KTN記者
「長崎市がクーリングシェルターとして指定したうちのひとつ、長崎市役所では東玄関周辺のベンチなどで暑さをしのぐことができます」

長崎市は市役所や公民館など市内23カ所をクーリングシェルター「暑さをしのぐ避難所」に指定しました。

県内では2023年5月から9月末までに925人が熱中症で搬送され、暑さや熱中症対策は大きな課題となっています。

国は今年4月から暑さ指数などをもとにした特別警戒アラートの事前発表など熱中症対策を強化していて、県内では長崎市のほか、長与町や松浦市などでもクーリングシェルターの指定を進めています。

長崎市 市民健康部健康づくり課 古賀陽子 課長
「今回クーリングシェルターとして指定した場所は、普段から市民が使えるところなので、暑さをしのぐ場所として使用ほしい」「民間の施設などにも呼びかけて指定の拡大を図っていきたい」

市は商業施設などの追加指定も検討していて、指定場所は市のホームページなどに掲載されています。

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