ツキオカメイ、優しいピアノとシューゲイズ・ロックを彷彿とさせる激情的なギターを掛け合わせた新曲「ものおもい」リリース

静岡県浜松市を中心に活動するソロシンガー・ツキオカメイが、本日6月19日(水)に2年6ヶ月ぶりの新曲「ものおもい」をデジタルリリースした。

実体験を元に「家族」をテーマに制作され、自身が二十歳になる誕生日に偶然見かけた、疎遠になっていた妹からのメッセージがきっかけとなっている。妹の誕生花であるパンジーの花言葉「ものおもい」に着想を得て、疎遠になった妹をはじめとする家族へ「普段の言葉や振る舞いで直接感謝を伝えられないけれど、いつもあなた達のことを想っています」という思いを歌に乗せる。 冒頭の歌詞「whispers」とはツキオカメイ本人の造語で、物思いに耽るなかで自分の思考が自分自身に語りかける、囁く様子を表現している。優しいピアノと、きのこ帝国など日本のシューゲイズやロックを彷彿とさせる激情的なギターを掛け合わせ、曲が進むにつれ景色が開けていくような展開と、サビの「きっと大丈夫」と繰り返されるまっすぐな歌詞が印象的で、もがき続けながらも誰かの支えになれるような曲となっている。 編曲は同じく静岡県浜松市で活動する山内街子が運営する制作チーム 『街子研究所』 が担当。本人の曲に対する思いを汲み取り、ダークネスを意識しつつも優しく繊細に、明るい方向へ向かっていくようなサウンドとアレンジメントを意識した。 また、本日19:00にMusic Videoが公開される。監督は今回初作品となるkawabataが務めた。一枚の手紙をきっかけに長年言えなかった言葉やすれ違っていた思いに気づき、遅いと分かっていながらも駆け出していく1人の女性を描く。ツキオカメイ本人もストーリや構想を練り、自身の家族に対する思いを重ねた作品となっている。 ▼「ものおもい」Music Video https://youtu.be/S67psE9D6rg

ツキオカメイ コメント

「大丈夫」という言葉は誰もがよく口にしますが、無責任な言葉として届いてしまうこともあります。

私は他人に「大丈夫」と言う事が苦手です。

それでもこの言葉を使ったのは、真っ直ぐな言葉で真っ直ぐな気持ちを伝えてくれた家族に、素直に応えたかったから。

疎遠になった家族や友達をふと想うとき、大切な人に気持ちを伝えたいけれど、あと一歩の勇気が足りないとき。この曲があなたとその周りの方々に寄り添いますように。

あなたならきっと大丈夫です。

【ツキオカメイ プロフィール】

2021年7月より静岡県浜松市で活動中のソロシンガー。

詞曲を自ら制作し、繊細かつダークネスで一瞬狂気を感じるような歌声と、優しく包み込むような声色を織り交ぜ独特のな世界観を放つ。

ドリームポップ / シューゲイズの影響を強く受けながらも、聴く人を安堵させるような丁寧な日本詞を紡ぐ。

自身の所属するバンド“ウーロンハイハット”の活動に注力するため、暫く休止期間経ていたが、2024年より再スタートを切る。

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